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危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の攻略法






「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」では、ガソリン、軽油、灯油、重油などの性質に関する問題がでます。もちろん一つひとつの性状について理解している必要がありますが、ちょっとしたコツで断然正答率が上がります。

ここでは、そのコツについて少し書きたいと思います。

 

 

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の勉強法と攻略法

この項目の問題で問われる知識は、危険物に関する基本的な知識です。

例えば、ガソリンの引火点や発火点、また、その特徴などです。勉強法としては、ガソリンというのは、どういったものなのか、どんな危険性があるのかを考えながら進めていくと、記憶に定着しやすくなると思います。

危険物取扱者資格試験の中でも、一番得点し易い項目なので、しっかり勉強しましょう。

 

危険物の性状ってどんなもの?

さて、危険物の性状の問題についてですが、例えば、ガソリンは、水より軽い、蒸気は空気より重いとか、そんな問題が問われます。

水に浮くから、水をかけて消火すると火が広がり危険ということが分かります。だから、スプリンクラー設備では適応しないということになります。

このように、性状によりどのような対応が必要なのかを考えながら勉強していけば、知識が数珠つなぎに増えていきます。

 

ひっかけ問題を解く方法

簡単な項目なだけにひっかけ問題が多数出ます。

そのため、問題肢をよく読むことが大切です。最後まで丁寧に読むことを怠ると、間違った肢を選んでしまいます。

例えば、「ガソリンは電気の良導体であり、静電気が蓄積されにくい」というような問題。

よく読めば、ガソリンが良導体ではなく不良導体であり、静電気が蓄積されやすいという特徴があるのですが、問題では、それが真逆に書いてあります。しっかり読めば絶対に引っかからない問題です。

 

勉強方法と理解するコツ

「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」を勉強する上で、それぞれの危険物の性状を個々に覚えるのではなく、対比して覚えることが大切です。

例えば、引火点では、ガソリンは-40℃、灯油は40℃、軽油は45℃、重油は60℃という風に覚えます。

なぜそういう風に覚えていくかというと、問題の出題傾向が、ガソリンは~という問題より、引火点は~という風に問われることが多いからです。引火点は~というような問題の方が、出題者はひっかけ問題を作り易いのです。

勉強するうえでは、ガソリンは、どんな性状があるのかという風に勉強します。それぞれの物品の性状を勉強した後、覚え方として引火点についてや油類の消火方法について、上記の例のように覚えると試験対策になると思います。



 

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