燃焼及び消火に関する基礎知識の攻略法
「燃焼及び消火に関する基礎知識」の問題数は5問です。科目ごとに60%の正答率ですので、3問以上の正解が必要です。油断すれば不合格になってしまいます。危険物取扱者丙種資格ゲッターでは、全問正解を目標に勉強します。
燃焼及び消火に関する基礎知識の攻略法
この項目は危険物の基礎知識です。危険物取扱者を目指すためには必須知識ですので、完璧に理解しなければなりません。内容的に、専門的なことがが出てきたりしますが、そんなに難しい内容ではありません。
この項目を勉強するコツは、火災や消火について想像しながら勉強するとよいです。
例えば、燃焼の種類について、「分解燃焼とは、個体が加熱されて分解し、その時に発生する可燃性蒸気が燃焼するもの。例えば、紙や木材など」と説明しています。
この文章を読んで、紙や木材が燃えるときに、その個体が燃えるのではなく、実は分解されたのち可燃性蒸気が発生してそれが燃えるんだなぁと想像したり、表面燃焼についてでは、木炭などは、真っ赤になって燃えているよな~あの赤くなっているのが表面燃焼なのか~とか。
想像しながら勉強するとイメージが湧いてきて理解しやすいと思います。
燃焼したら消火しないと危ないですよね
燃えれば、消す!当たり前のことです。
それでは、燃えているのものが何であっても同じ消し方でいいのでしょうか?
違いますよね。家屋が火事の場合は、水で消火してもいいでしょうが、油が燃えているところに水で消火すればどうなるかは想像できます。だとしたら、油火災の時はどんな消火剤で消火するのでしょうか。
地味に数字の問題が出てきます
この項目では、地味に数字の問題が出てきます。
例えば、「引火点が40℃の可燃性液体について気温が40℃になると液面から可燃性蒸気が発生して、火源を近づけることで引火する」こういった問題。数字に惑わされることなく問題に取り組みましょう。答えは「×」